アイビス(随意収縮介助型電気刺激、IVES)ってなに?
アイビス(随意収縮介助型電気刺激、IVES)ってご存知でしょうか?
アイビスとは、脳梗塞や、脳出血といった脳卒中などの症状で片麻痺になった方に対して電気刺激を麻痺した筋肉に与え麻痺の改善を目的とした装置です。
このアイビスは様々なモードがありますが、臨床現場で多く使われているのがパワーアシストといったモードです。
このモードは、簡単に言うと麻痺して足りない出力を補うモードです。
麻痺になると、力が上手く入らなくなります。そのため、何としても手足を動かそうとして無理して動かそうとする代償運動が出てしまいます。
その代償運動によって脳卒中、脳梗塞特有の痙縮と言われる二次的症状が出現しやすくなります。
そのためパワーアシストでは、代償運動を出さないように足りない部分を電気刺激にて治療筋を刺激し筋収縮を引きだしてくれます。
これにより、動かし方が理解することが出来るので麻痺の改善を図る装置となっております。麻痺は完全に治ることはありませんが、地道な繰り返しが麻痺の改善の最大の近道ですので一緒に頑張って行きましょう。リハビリLabみずきでもこの装置を使用し、麻痺の改善を目指しています。